セクハラで提訴

名古屋競馬所属の女性ジョッキー、山本茜騎手が、以前所属していた厩舎の男性調教師からセクハラを受けたとして、調教師を相手取り約550万円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こした。
訴えによると、調教師は山本騎手に度々抱き付くなどしたほか、今年1月には厩舎にある自分の住居に山本さんを呼び出し、「俺はおまえに全部を見せることが出来る」「おまえも包み隠さずに見せてみろ」などと裸(全裸)になり、山本さんにも服を脱ぐよう求めたといい、山本騎手は、こうした要求を拒み続けて来た結果、同5月、厩舎を辞めさせられ、別の厩舎に移ることを余儀なくされたという。
現在の厩舎に移った後、調教師側と調停を続けて来たが、誠意ある対応が見られなかった為、精神的被害を受けたなどとして、提訴に踏み切ったという。競馬関係者によると、現役の女性騎手が調教師を訴えるのは異例なことだという。
訴えられた調教師は「裸(全裸)になったのは説教で、性的な意味はなかった。仕事の話し合いの中でとった行動です。訴訟の中で事実関係などを明らかにしたい」などと説明しているそうですが、何で仕事上の話し合い或いは説教するのに裸(全裸)になる必要があるんですかねぇ。疑問を感じます。