第11回世界陸上選手権大阪大会 第 2日目結果 1

世界陸上選手権大阪大会は2日目。今日もアスリートの戦いが繰り広げられた。
先ず女子400メートルでは日本記録保持者の丹野麻美(福島大)選手が5組で出場。52秒13で同組6着に入り女子短距離種目で初めて準決勝進出を果たした。未だ未だ世界との差がある女子短距離種目ではあるが、丹野選手には是非、日本新記録=自己ベストを目指して頑張って貰いたい。一方、女子100メートルに出場した18歳の高橋萌木子(平成国際大)選手は、自己ベストに遠く及ばない11秒98の4組6着で予選落ち。高橋選手は未だ若いのでこの経験を生かしてこれから女子短距離界を引っ張っていって欲しい。
男子3000メートル障害には岩水嘉孝トヨタ自動車)選手が出場。中盤でペースを上げ、一時は後続を20メートルほど引き離して独走したが失速し、8分36秒73の2組7着に終わり予選落ち。
男子20キロ競歩森岡紘一朗(順大)選手が1時間24分46秒で11位に入ったのが最高で、杉本明洋(綜合警備保障)は19位、谷井孝行(佐川急便)選手は21位だった。ジェファーソン・ペレスエクアドル)が1時間22分20秒で優勝し、競歩種目で初の3連覇を果たした。それにしても優勝したジェファーソン・ペレスがゴール後に痙攣を起こしていたけど改めて過酷なレースだったことを物語っていた。