第11回世界陸上選手権大阪大会 第 1日目結果 2

今日から世界陸上選手権大阪大会が開幕。白熱した戦いが繰り広げられた。
男子マラソンは朝7時にスタートしたにも拘らず厳しい暑さでタイムより勝ち負けのレースになった。気温30度を超す厳しい条件の中、脱落していく選手が多かったにも拘らず日本の選手達は頑張った。前回ヘルシンキ大会銅メダリストの尾方剛中国電力)選手が2時間17分42秒で5位に入り、続く大崎悟史NTT西日本)選手が6位、諏訪利成日清食品)選手が7位で続いた。優勝はルーク・キベト(ケニア)選手が2時間15分59秒で今大会の金メダル第1号となった。尚、このタイムは世界陸上選手権史上最も遅いタイムとのこと。それだけ気象条件が厳しかったと云うこと。けど、尾方、大崎、諏訪の3選手が入賞したこともあり団体部門で日本は優勝し金メダルに輝いた。

他では6度目の世界選手権となる35歳のベテラン、朝原宣治大阪ガス)選手は男子100メートル1、2次予選を突破し4度目の準決勝進出を決めた。4組に出場した昨年のドーハ・アジア大会銀メダルの塚原直貴東海大)選手は2次予選で10秒31の5位に終わり4位までの準決勝進出を逃した。4位との差が僅か0.01秒。実に惜しい敗退だった。
男子ハンマー投げ予選ではアテネ五輪金メダリストの室伏広治(ミズノ)選手は2投目で77メートル25を記録し、27日の決勝進出を決めた。

*p1*[スポーツ] 第11回世界陸上選手権大阪大会 第 1日目結果 1
今日から世界陸上選手権大阪大会が開幕したのだが、行き成り残念な結果が・・・・
日本選手団の中でも一番に注目していた男子400メートル障害の為末大(APF)選手がまさかの予選落ちを喫してしまうとは・・・これだから勝負は分からない。
予選3組に出場した為末選手は前半はいい走りをしていたのだが後半は伸びずゴール寸前で2選手に交わされ49秒67で同組6位に終わり、各組5位以下でのタイム上位4位にも入れず、準決勝進出を逃した。為末選手はレース後、顔面蒼白になっていた。レース前から体調面で不安があったとのことで、その不安が当たってしまったようだ。何とかタイム順で引っ掛かって欲しいと願っていたが残念ながら0.01秒差でダメだった。期待していた選手だけに残念。
尚、5組に出場した成迫健児(ミズノ)選手は3位で準決勝に進んだが、2組の吉形政衡(三洋信販)は5位で準決勝に進めなかった。是非、成迫選手には為末選手の分まで頑張ってメダルを取って貰いたい。頑張れ成迫!