第89回全国高校野球選手権大会第13日目

第89回全国高校野球選手権は大会第13日を迎え、準々決勝残り2試合が行なわれ、長崎日大(長崎)と常葉菊川(静岡)が勝ちベスト4へ進んだ。
第1試合目の長崎日大(長崎)と楊志館(大分)との九州勢対決は長崎日大が11安打、7犠打飛、3盗塁と率のない攻撃で7-1と圧勝し、初のベスト4に進出。長崎日大は初回に2点を先制後、3回、5回、6、7回と得点を重ね、守っては先発のエース浦口投手が9回2死まで1失点に抑えた。長崎県勢のベスト4進出は1976年の海星以来31年ぶり。
第2試合は今年のセンバツ勝戦の再現となった大垣日大(岐阜)と常葉菊川(静岡)との対戦は6-5と競り合ったセンバツ決勝とは一転、常葉菊川が集中打で大垣日大に6-1大差をつけ勝利。大垣日大センバツ決勝の雪辱はならなかった。3回に先制したが、5回にエース森田投手が3連打で逆転を許すと、8回に2ランを浴びるなど決定的な4点を失い力尽きた。
明日はいよいよ準決勝。何処のチームが勝っても夏の大会初優勝となる。
<準決勝の組み合わせ>
▽第1試合目 常葉菊川(静岡)VS 広陵(広島)
▽第2試合目 佐賀北(佐賀)VS 長崎日大(長崎)
今日の結果
・第1試合 長崎日大(長崎)7-1 楊志館(大分)
・第2試合 大垣日大(岐阜)1-6 常葉菊川(静岡)