第89回全国高校野球選手権大会第12日目

第89回全国高校野球選手権は大会第12日を迎え、準々決勝2試合が行なわれ、それぞれ佐賀北(佐賀)と広陵(広島)が勝ちベスト4へ進んだ。
第1試合目の初のベスト4を目指す佐賀北(佐賀)と3度目の全国制覇を狙う帝京(東東京)との対戦は佐賀北が延長13回裏、4-3でサヨナラ勝ち。佐賀北は序盤に3点のリードを奪うが、4回の表、帝京に同点とされるものの6回から救援したエース久保投手が再三のピンチを凌ぎ、劇的勝利に繋げた。帝京は2度のスクイズ失敗などが響き度重なる好機を逃し昨年に続く準々決勝で敗退。
第2試合目は広陵(広島)対今治西(愛媛)との対戦。広陵は初回に1点を失うが4回に逆転。その後も得点を積み重ね7点の大量得点を奪い、投げては先発の野村投手が8回までに12奪三振を奪う好投。投打が噛み合った広陵が7-1で勝利し昭和42年の第49回以来の40年ぶりのベスト4に進出した。
今日の結果
・第1試合 帝京(東東京)3-4佐賀北(佐賀)
・第2試合 広陵(広島)7-1今治西(愛媛)