不吉な数字

23日までにベルギーの新規航空会社ブリュッセルエアラインが機体デザインの変更に追い込まれたという。同社は旅客機の尾翼に頭文字の「b」をデザインしたロゴを13個の赤い円で描いたが、キリスト教で特別な意味を持つこの数字に、米国やイタリアの客から「悪運をもたらす」と大ブーイングが起き、同社は赤い円を1個付け加え14個にすることを決断し、同日までに塗装を施したという。

「13」は、一般的には、キリストが処刑された日ということでクリスチャンにとっては不吉の数字として有名。他にもレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画「最後の晩餐」に描かれている人数が「13」ということからもクリスチャンにとっては不吉の数字として見られているようだ。ベルギーと言えばまぁ、欧州だからその辺りのことは、分かっていたのではないかと思うんですけどね。
日本では、「4」を“死”と結び付けて、病院などの階数や部屋数にそれを付けることを嫌う。単なる語呂合わせであり、その他の科学的・合理的根拠は一切ないと思うが、人や地方によっては気にしますよね。「9」も“苦”の連想があるので、嫌がられますね。