旧万世橋駅遺構

今日は、先日にも書いたが見学期間が14日迄延びた旧万世橋駅の遺構を見学しに東京・神田にある交通博物館に訪問して来た。
交通博物館は、GWということと閉館前の連休ということもあり子供連れからお年寄りまで沢山の人で混んでいた。遺構の見学は予め予約していないと見学出来ないのだが既に(休日の)予約は、いっぱいとのことなので悪しからず。
万世橋駅は、1912(明治45)年に現在、交通博物館のあるこの地に中央線のターミナル駅として開業した。初代の駅舎は、後に開業する東京駅と同じ、辰野金吾・葛西万司両氏によるもの。然し初代の駅舎は関東大震災で焼失。
1914(大正3)年に東京駅が開業し、1919年(大正8)に中央線の万世橋〜東京間が延長開業すると、万世橋駅はターミナルとしての役割を終える。1936(昭和11)年には鉄道博物館(のちの交通博物館)と併設になり、1943(昭和18)年に営業休止となりそのまま廃止。同じ頃に開業した東海道本線新子安駅は、戦時中の物資不足により、廃止となった万世橋駅の設備や備品をそのまま流用したと言われている。
チョイト写真で紹介致します。
1、館内で設置されていた万世橋駅コーナー。

2、館内から見られる旧万世橋駅の中央階段跡

3、初代の駅舎の模型

4、万世橋駅遺構の一部①レンガ造りが何とも言えません

5、万世橋駅遺構の一部②

6、万世橋駅遺構の一部③

7、万世橋駅遺構の一部④

8、ホームへと続く階段①(ピンボケ)

9、ホームへと続く階段②

10、ホームへと続く階段③

11、嘗のホーム①

12、嘗のホーム②(正面の建物は肉の万世

13、嘗のホーム③(電車が通り過ぎています)

14、階段(鉄の滑り止めは戦時中の没収により剥がされたままです)

15、ホームから見た階段

16、博物館から駅跡を結ぶ秘密の?通路

17、中央線の電車内から見た旧万世橋駅ホーム跡(上り電車から)

18、中央線の電車内から見た旧万世橋駅ホーム跡(下り電車から)

他に下のサイトからも同じような感じですが写真が見られます。
交通博物館「旧万世橋駅」遺構特別公開 - 写真共有サイト「フォト蔵」
見学時間が20分(5分間は映像の上映)正味15分しかなく、案内する係りの人が急かすので撮った写真の何枚かがピンポケになってしまったのは残念だった。然し普段は絶対見られないものが見られたので良かったです。
交通博物館が閉館した後、旧万世橋駅の遺構が如何なるかは今のところ未定だという。