実名公表

今日の衆議院懲罰委員会での国会質問で「偽メール」を取り上げた永田寿康衆院議員(民主党員資格停止中)に対する質疑が行なわれたが、永田議員は冒頭、情報仲介者とされる元記者について、岩國哲人委員長の質問に答え、氏名を明らかにした。
氏名を明らかにされた元記者は主に週刊誌などに記事を書いていた他、雑誌編集会社を自ら設立。永田議員が取材を受けた会員制月刊誌「デュモン」の創刊に向けて準備をしていたという。永田議員はこの「デュモン」第2号の表紙を飾っている。
永田議員は指摘されていた元記者との金銭授受については強く否定した一方で元記者の関係する会社が出版した雑誌の購入費として、昨年11、12月ごろに42万円を支払ったことを明らかにした。
衆院懲罰委員会は24日の理事会で、元記者の代理人である弁護士が「(メール提供は)事実無根だ」と強く否定し永田議員との間で食い違いがある為、元記者の証人喚問を来月4日にも行うことで合意した。民主党内からは4月の衆院千葉7区補選への影響などを懸念し、永田議員の自発的辞職を求める声が強まるとみられるが、永田議員は辞職を強く否定している。
然しながら永田議員と元記者との間で食い違いが出てくるのは、当然と言えば当然のことで、果たして一体どちらが本当のことを言っているのか・・・は見物だ。どちらも余り評判の宜しい人物ではないようですが。