新証拠と信憑性は ??

小泉純一郎首相と民主党前原誠司代表との党首討論の中で、予想されていた通りライブドア前社長の堀江貴文容疑者が武部勤自民党幹事長の二男への送金を指示したとされるメール問題をめぐり互いに応酬し合ったが、結局は、何の進展もなく詰まらないものだった。前原代表は依然メールの信ぴょう性は高いとし、新たな証拠は提示せず、国政調査権発動とセットで新たな資料を公表すると述べただけに止まり、小泉首相も首相で国政調査権の発動に慎重姿勢を示すに止まった。
前原代表は「様々な情報から資金提供がなされたのではないかとの確証を得ている」と強調。国政調査権の発動を前提に、具体的な金融機関名と口座番号を公表すると主張した。
これに対し、首相は国政調査権の発動について「国家権力の行使は極めて注意深く慎重にしなければならない」と消極的な考えを示した。
「送金」メール問題について、民主党が信憑性を立証出来るか如何かが焦点だったが、新証拠は示せなかった。結局は民主党がメールの信憑性の立証を事実上断念し、資金提供の有無に争点を変更した形になった感は諌めない。
自分も含め国民の関心も高かったメール問題だっただけに(民主党に)期待したところがあったのだが結局は何時ものように中途半端な形で終わらせてしまい、いい加減に民主党にウンザリして来たよ。