次なるターゲット ?

検察関係者に由れば、実はライブドア堀江貴文元社長の身辺データ収集、分析は今回の摘発理由となった2004年の事件も含め、既に昨年1月の時点で終了していたという。本当の話ならホリエモンは、実に1年前の時点で東京地検特捜部に“丸裸”にされていたということになる。
特捜部がホリエモンのマークを開始したのは、一昨年のプロ野球近鉄バファローズ買収騒動がきっかけだったという。この騒動でプロ野球界から顰蹙を買っただけで、結局、買収は失敗。金で何でも買えるというホリエモンの態度が各方面に悪い印象を与えてしまった。その後も、ニッポン放送買収騒動やフジテレビ買収騒動など再び渦中になり更に悪い印象を与えた。特捜部は逮捕のタイミングをただ見計らっていただけだったというが・・・若し本当の話ならホリエモンはただの・・・。
亦、ココにきて週刊誌上にチラホラ出てきた記事だが・・・。特捜部が狙う次のターゲットに、阪神電鉄株の買い占めタイガースを我が物にしようとした村上世彰氏率いる村上ファンドの名前が挙がっているという。金融当局や特捜の捜査の大義名分は、『株式市場の健全化』だといい、M&ATOBを繰り返している村上ファンド潰しは金融当局の悲願だそうだ。更に堀江元社長と村上ファンドは、ニッポン放送株に始まって、ドリームテクノローズ、ダイナシティなど同じ銘柄に投資するケースが多く、裏で繋がっていると判断されたようでここまま行けば捜査の手が及ぶ可能性が極めて高いという。