W杯・F組

2006年サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会の1次リーグ組み合わせの抽選会が9日(日本時間10日未明)にドイツのライプチヒで行われ、注目の我が日本は依りによって世界ランク1位で優勝候補のブラジルのいるF組に入ってしまった。他にランク20位のクロアチア、ランク49位オーストラリアが入った。尚、初戦は6月12日にカイザースラウテルンで行われるオーストラリア戦。
果たして比較的有利な組に入ったのかそれとも比較的厳しい組に入ったのか。これから色々と侃侃諤諤な意見が出てくることだろうが、自分としては後者の比較的厳しい組ではないかと思っている。まぁ勝負をして見ないと分からないので絶対とは言いませんが、ブラジルは実力からして1位での予選突破は略間違えない。そうなると残り一つの席をクロアチア、オーストラリア、日本で争う事になる。
その中でもオーストラリアは要注意ではなかろうか。強豪のウルグアイとのプレーオフで粘り強い試合運びで、PK戦に持ち込み、32年ぶりの出場を決めた。監督はオランダ、韓国をベスト4に導いた名将ヒディング氏。一癖、ふた癖あり大番狂わせを狙える実力を秘めたチームだろう。クロアチアは98年のW杯でも対戦している。ランキングでは日本より格下ではあるが実力的には日本と遜色ないと思う。
兎に角、厳しい組なのは間違えないが、代表候補の選手もその辺りは重々承知していることだろうから時間があるとは言え、試合中での怪我、亦、病気にはくれぐれも注意して貰いたいです。