静岡新聞記事

大分遅くなりましたが先月30日付の静岡新聞静岡新聞創刊記念特集『静岡”再発見”』−もう一つの静岡−で、まさみちゃんのインタビュー記事が載っていたのはご存知の通りです。静岡県出身ということもあり、故郷静岡県について語っています。
先ず、磐田市で過ごした子供時代の思い出は、結構、男の子っぽかったという。スカートを履くよりもお兄ちゃんのお下がりのズボンで飛び回って遊んだり、裸祭りや花火大会にワクワクしたりと、あんまり女の子っぽい遊びはしなかったとか。今度出演するNHK大河ドラマの舞台にもなる掛川城は小学2年生の時に遠足で行った場所だそうです。
離れて見る故郷は、『やっぱり実家のある町が一番いい』と答えています。亦、『何時か年を取ってから暮らしたい場所もやっぱり実家のある町がいい』と答えています。のびのびと外で遊ぶことが出来ない東京よりも(家の周辺)全部が遊び場である田舎で育ったことがとっても良かったと彼女は理由に挙げている。
彼女がホッとする時は、磐田弁で話している時だそうで、東京に居る時は自然と標準語になってしまうそうですが、実家の母や地元の幼馴染と話す時は直ぐ方言に戻ってしまうとか。小さい頃から喋っていた方言を使うと落ち着き、無理しないで居られるからだと。亦、学校も彼女が自然体で居られる場所の一つだそうです。

静岡県に変わってほしいことは、これといって特になく、逆に変わって欲しくないことは、今の静岡の景観を壊さないで、何時までも大きな空が見える静岡県のままで、いて欲しいそうです。亦,この仕事を始めた頃、よく周りの人達から『まさみちゃん、ずっとそのままでいてね。』と言われてきたそうだが、これからは、色んな出会いがあってどんどん吸収し、学んで成長していかなければいけないと思う反面、成長しながらも今のまま変わらずに大事にしていかなければならないこともあると自問自答しています。
『そのままでいて』というのは嬉しいけど難しい言葉でもあり、自分を見失わないで、友人でも仕事仲間でもお互いに支え合える関係でいたいし、感謝の心を持っていられる人間になりたいと彼女は思っています。後は、両親に対する感謝も忘れていません。
こんなことを言っては彼女に失礼ですが、とても18歳とは思えない位確りした女性です。東京生まれの東京育ちで故郷のない自分にとって帰る場所(故郷)があるというのはとても羨ましいことです。
最後に彼女は静岡県の人々に向けて、
1,静岡県を嫌いにならない欲しいとこと。
2,今ある宝物、自然や御祭りや穏やかな人柄を大切にして欲しいこと。
3,県外に行ったら、一生懸命、静岡贔屓になって欲しいこと。
と切実?訴えています。