ヒューザー

千葉県の姉歯建築設計事務所がマンション及びホテルなどの(耐震強度)構造計算書を偽装問題の影響が広がっている中、ココに来てキナ臭い話が出てきました。やはりと言いますか、自民党衆院議員の伊藤公介元国土庁長官が、国土交通省幹部に対し、建築主「ヒューザー」の小嶋進社長を紹介していた。紹介は国交省が問題を公表する2日前の15日で、小嶋社長は省内で住宅局の担当課長と会い、伊藤元長官も同席したという。席上、小嶋社長は公表中止を求めた上で、国指定の確認検査機関が偽造を見逃したことについて国にも責任があると主張、公的資金の導入を求めたという。伊藤元長官は小嶋社長を「知人」として紹介したことを認め「問題の経緯と今後の対応を話し合うべきだと思った」と説明している。小嶋社長は「公表を控えるようお願いしたことはない」としているが、如何みても怪しいだろ。前にも、分譲マンションの住民説明会で「私の命に代えても、皆様の安全、財産を守ります」と威勢のある発言したくせに、住民から買い戻しを迫られると応じられない意向を示し「公的資金なければ返金は不可能」と言葉を濁しているんだから信用出来ないよな。
伊藤元長官は、小嶋社長とは5、6年前に業界団体の集まりで知り合い、国土庁長官時には面識はなかったが2002年12月と2003年12月に伊藤元長官の政治資金管理団体「東京公友会」にそれぞれ16万円を政治献金。昨年9月のパーティーでは、小嶋社長がパーティー券50枚(計100万円分)の購入を引き受けたことも分かった。如何にも政治家を利用して自分とこだけ面倒見て(負担を少なくしようと)貰おうとする魂胆が何か見え見えなんですけどね。まぁ、これから色々と叩けば埃が沢山出てくるのではないですかね。もっと住民に対して誠意を見せて欲しいと言いたいですね。
それよりも、マンションを購入した人達が気の毒ですね。国土交通省が25日打ち出した住民たちへの強制的な退去方針。もう少し、住民達の気持ちを汲んだ対応が出来ないものか。