高校野球・離島から甲子園

先日、秋季東京大会で24ぶりに優勝した早実(早稲田実業)について記しましたが今度は3日、沖縄県浦添市民球場で行われた秋季九州高校野球大会で沖縄県石垣島にある八重山商工長崎県代表の清峰に2−7で敗れはしたが準優勝し来春の選抜大会出場へ近づけた。
若し、選抜大会に出場が決まれば離島の高校が甲子園出場を果たすのは、2003(平成15)年春に「21世紀枠」で出場した島根県隠岐高校以来2度目で、八重山商工高は、過去の選抜大会選考の通例では九州枠から選ばれるとみられるので21世紀枠以外からだと初めてとなる。
尚、八重山商工は日本最南端にある高校で、過去に部の存続すら危ぶまれた「冬の時代」があったそうなので、是非、選ばれてほしいですね。
八重山商工高等学校】
1966(昭和41)年、琉球政府八重山商工高等学校として設立。
1972(昭和47)年、沖縄返還により沖縄県立となる。