大内宿
先日一泊二日で福島県にある大内宿に行って来ました。
朝一の新幹線で新白河へ行き、そこからレンタカーで行動。
国道294号線と国道118号線を経由し一寸遠回りしながらのドライブ。
長閑な田園風景は黄金色。
既に稲刈りが始まっていました。
大内宿に着くと生憎の雨。
平日にも拘わらず各地から観光客が大勢来てました。
休日はもっと大勢の観光客で賑わうのでしょう。
大内宿は江戸時代、関東と会津を結ぶ下野街道の交通の要衝だった宿場町で、会津藩の参勤交代にも使用されかなり重要視された宿場でした。現在も当時のままの雰囲気を残しており、今にも大名行列が通りそうな感じでした。
全長450mの往還に沿って寄木造の家や藁葺きの民家が軒を連ねていて、長野県の妻籠宿、奈良井宿と並んで国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
路傍を流れる用水路の水は冷たく綺麗でした。
約50軒ある民家の殆どではお土産を売っており、飲食も出来ます。自分はその中で分家「玉屋」で『鳥せいろう』を頂きました。
『鳥せいろう』は炭火で炊き上げたご飯の上に、甘辛いタレが染み込んだ地鶏もモモ肉と炒めた葱が乗っています。付け合わせの生姜味噌と一緒に頂くと格別な味になります。
デザートには、みなとや食堂の『とちもち(栃餅)』を頂きました。青豆を引いた黄緑色の黄粉が印象的です。
更に欲張り三澤屋では『高遠そば』通称『ねぎそば』を頂きました。
一本の葱を箸にして蕎麦を頂く『高遠そば』。葱を齧りながら頂きました。
三澤屋の他に大和屋と大黒屋でも『ねぎそば』を頂くことが出来ます。
その後は町並み展示館などを見学した後、喜多方へ。
僅かな滞在時間でしたが近くには蕎麦畑もありとても長閑でいい所でした。
大内宿は休日になると近くの国道が渋滞になるほど混むらしいので平日に行ったのは正解だったかも知れません。
また、機会があれば訪れたい所です。その際は是非大内宿の中にある宿で泊まりたいですね。