第29回名古屋国際女子マラソン

北京五輪の最終代表選考会を兼ねた第29回名古屋国際女子マラソンが今日行われた。優勝したのはマラソン初挑戦、21歳の中村友梨香天満屋)選手で、タイムは2時間25分51秒。2位は一般参加の尾崎好美(第一生命)選手が入り、3位は加納由理(セカンドウィンドAC)選手だった。
注目されていた高橋尚子(ファイテン)選手は残念ながら序盤10キロ過ぎ辺りから大幅に遅れ、2時間44分18秒で27位と惨敗。Qちゃんはレース後、半月板を半分切除する内視鏡手術を受けた影響で、本格的に練習を始めたのは今年1月からだった為、十分な練習が出来ないままこの日のレースを迎えたことを明かしましたが、たった1、2ヶ月の練習でレースに勝てる程、マラソンは甘いもんじゃないと個人的には思います。
世間から注目されていた分、がっかりしたファンは多少いた筈。「引退しろ」など色々と批判めいたことを言われているようですが、それはQちゃん自身が決めること。がっかりした人の気持ちも分からないでもないですが、そっとしておいてあげましょう。
ところで北京五輪ラソン代表は男女とも枠は3人で、明日の日本陸連理事会・評議員会で決まる。女子は野口みすず選手、土佐礼子選手の2人は決まりだと思いますが残り1つの枠を大阪女子2位の森本友選手と名古屋覇者の中村友梨香選手で争うことになるのでしょうか? 2人とも天満屋所属の選手っていうところがまた何とも言えない厳しさがありますね。個人的には森本友選手に決まって欲しいが・・・・。