黒人演歌歌手 ジェロ

今日の「めざましテレビ」でも取り上げていたけど、今、巷では黒人演歌歌手ジェロ(26)が注目されている。彼は母方の祖母に日本人を持ち、祖父、父方はすべてアフリカ系米国人のクオーターで、将来の安定したコンピューターエンジニアの仕事も投げ打ち祖母の祖国(日本)で演歌歌手になる夢を果たすために来日。その甲斐あって今月20日発売のシングル「海雪(うみゆき)」でデビューする。
ジェロは、大好きな祖母の影響で演歌を聴き、「紅白歌合戦」や「演歌の花道」のビデオを見て育ったそうで、自然と演歌に惹かれていったそうだ。大学を卒業した2003年に再来日し、コンピューターエンジニアの仕事をしながら、演歌歌手を目指して独自に活動。和歌山県NHK「のど自慢」に出場、坂本冬美さんの「夜桜お七」を歌って合格した経験もあり、2005年には坂本冬美さん主催のカラオケ大会で準優勝し、ビクターエンターテインメント大阪のスカウトの目に留まりチャンスを掴んだ。
デビュー曲「海雪(うみゆき)」は、の大好きな美空ひばりさんの「川の流れのように」の秋元康氏が作詞し、作曲は「歌謡曲のテイストも出していきたい」という制作サイドの考えで宇崎竜童氏が担当。
曲を聴いて吃驚したけど歌声はまさに日本人そのものでまさか黒人が唄っているとは思えない。日本語もとても流暢でそこら辺の日本人より遥かに上手い。
これを機に、是非、話題になって今年の紅白歌合戦にでも出場して貰いたいものである。

海雪

海雪