非業の死から丸10年

早いものでイギリスのダイアナ元皇太子妃が36歳の若さで非業の死を遂げてから丸10年が経ったんですね。31日、ロンドンの陸軍近衛騎兵隊内の礼拝所ではダイアナ元皇太子妃を追悼する式典が開かれたとのことで、エリザベス女王を始め1996年に離婚したチャールズ皇太子ら親族、ブラウン英首相ら約500人が参列。息子のヘンリー王子は追悼式典で「世界で最高の母だった。私たちの守護者であり、友であり、私たちと他の多くの人々を幸福にしてくれた」と追慕の式辞を述べたが、さぞや無念だっただろう。
離婚の原因にもなった渦中のカミラ夫人も両王子から式典に招待されたが、一部国民の反発を考慮して欠席したとのこと。残念だったのは一般国民が式典に参加出来なかったことで相当不満が出たらしい。当然と云えば当然か。今でもイギリス国民から「英国のバラ」として慕われているだけに参加させても良かったのではないか。
ダイアナ元皇太子妃は今から丁度10年前の1997年8月31日未明、パリ・セーヌ川沿いのトンネル内で起きた乗用車の衝突事故で、恋人のエジプト系実業家、ドディ・アルファイド氏と共に死亡した。この非業の死は世界中が驚愕することとなったのは云うまでもない。自分も結構ショックを受けた記憶がある。
1981年7月29日、ロンドンのセントポール大聖堂でのチャールズ王太子とのロイヤル・ウェディングはイギリスを始め世界的な歓迎ムードの中で行なわれたのも遠い昔のこと。あの時の若きダイアナ元皇太子妃の笑顔は今もって忘れられない。

ダイアナ (プリンセス・オブ・ウェールズ) - Wikipedia