第89回全国高校野球選手権大会第14日目

第89回全国高校野球選手権は大会第14日を迎え、準決勝2試合が行なわれ、広陵(広島)と佐賀北(佐賀)がそれぞれ勝ち決勝戦に進んだ。
第1試合目の広陵(広島)と常葉菊川(静岡)との対決は広陵センバツ優勝校の常葉菊川を4-3で破り、40年ぶり3度目の決勝進出を果たした。最近の広島県勢の優勝は第70回大会(1988年)の広島商
広陵は初回にソロ本塁打で先制。2回は敵失、4回も連打と内野ゴロで加点し、8回はスクイズで貴重な追加点を奪った。一方、常葉菊川は9回二死から3連続長短打で1点差まで追い上げたが、及ばなかった。広陵の先発野村投手は12安打されながらも12奪三振の力投で完投した。
第2試合目の長崎日大(長崎)と佐賀北(佐賀)との九州対決は佐賀北が3-0と長崎日大を完封し初の決勝進出を果たした。最近の佐賀県勢の優勝は第76回(1995年)の佐賀商
佐賀北は2回にスクイズを決め1点先制。4回と6回にそれぞれ1点ずつを加点し先発した馬場投手が7回まで被安打3と好投し継投した久保投手も堅い守りに支えられ、この試合も無失点で締めくくった。
明日は泣いても笑っても決勝戦。どちらが勝つにせよ初優勝となる。
今日の結果
・第1試合 広陵(広島)4-3 常葉菊川(静岡)
・第2試合 長崎日大(長崎)0-3 佐賀北(佐賀)