馬インフルエンザにより中止

1971(昭和46)年12月以来、36年ぶりに馬インフルエンザの流行により中央競馬JRA)の今週末の全レースの開催が中止になる。美浦栗東の両トレーニングセンターに所属している約2900頭中いる馬の中で20頭がインフルエンザに感染していることが分かったという。
その感染していると思われる中に仏G1の凱旋門賞(10月7日、ロンシャン競馬場)に挑戦するため、15日に美浦トレセンの輸出検疫厩舎に入っていたメイショウサムソン(牡4歳、栗東・高橋成厩舎)も、馬インフルエンザに感染していたことを明らかにした。
同馬の関係者は「現段階では挑戦をあきらめず、陰性反応が出てから準備を進めていきたい」と話したが、予定していた今月22日の日本出国は厳しく、参戦が難しくなった。