新潟県中越沖地震

遊びに行っていた大阪で知ったのだが、今日午前10時13分ごろ、新潟県中越沖を震源とする地震があり、新潟県柏崎、長岡両市と刈羽村、長野県飯綱町震度6強の揺れを観測した。震源の深さは約17キロ、地震の規模(マグニチュード=M)は6.8と推定される。柏崎市を中心に被害が出ており、新潟県内では家屋など323棟が全壊し、7人が死亡。けが人は両県内で800人を超えている。今も断続的に余震が続き気象庁では、今後1週間程度は震度6弱、5強の余震に注意する必要があるとしている。
東京電力柏崎刈羽原発2、3、4、7号機は地震発生で自動停止。3号機の変圧器の一部から出火したが、正午すぎに鎮火が確認され放射能漏れなどはなかったが、余震が続いたことが原因なのか6号付近で微量の放射能を含んだ水が漏れているとニュースで云っていたが大丈夫なのだろか・・・。
今回の地震は日本列島がのっているプレート(板状の岩盤)内の浅いところで発生しており、2004年10月の新潟県中越地震や、今年3月に起きた能登半島地震と同じ南東と北西から互いに押し合う力が働いて断層がずれる「逆断層型」タイプだという。余談だが両親の出身地新潟県南魚沼市でも震度5強を観測した為、心配になったが被害はなかったとのことで『ほっ』とした。
然し、2004年10月に起きた新潟県中越地震から徐々に復興しつつあった所に亦、地震で被害を受けるとは・・・・再びの被害に何と声を掛けたら良いのか言葉が見つからない。政府、県、自治体などは前回の教訓を是非、生かして欲しい。けどテレビなどを見ている限りでは殆ど生かされていないように思えるが・・・出来ることなら現地に行ってお助けしたい。