先ずは下り線だけ

今日は、一寸自分が普段利用しているJR中央線のお話し。来月の7月1日から念願の三鷹国分寺駅間が高架化される。と言っても下り線だけなのだが、「開かずの踏切」が多く近隣住民を悩ませて来た区間だけに、少しはあるが不便さが解消されるであろう。
今回高架化されるのは、三鷹立川駅間の高架化事業(13.1キロ)のうち、三鷹国分寺間の下り線6.2キロで、1999(平成11)年に着工された。然し、2003(平成15)年9月、上り線が本来の線路脇の仮設線路に移されると、踏切の横断距離が2倍以上に延び、車や歩行者が渡りきれないトラブルが多発。「開かず」状態も悪化するなど、市民生活に影響を与えていた。朝のラッシュ帯の1時間のうち、40分以上遮断されている「開かずの踏切」は、同駅間に13か所あるが、今回の高架化で8か所に減り、踏切の横断距離も短縮される。高架化を前に、今日の9日午前、武蔵境、東小金井、武蔵小金井の3駅で市民の見学会が行われ武蔵小金井駅での見学会では、参加者が、地上約8メートルの高さに設置された真新しいホームや、普段は降りられない線路を歩いたという。残念ながら今日は会社だったので自分は、参加出来ませんでしたが。
尚、残り部分の上り線と国分寺―立川間の高架化は、2010(平成22)年度に完了する予定。