関西へ進出

慶応大学などを運営する学校法人・慶応義塾は平成20年に慶応義塾が創立150年を迎えるのを機に、創立者福沢諭吉翁が学んだ適塾がある大阪に拠点を設けることになったという。平成20年に日吉キャンパス(横浜市)に開設が計画されている新しい大学院の遠隔授業や産学連携拠点として活用する構想で、同年春ごろに開設の見通しだという。
大阪市などによると、慶応義塾が進出するのは福島区大阪大学病院跡地に完成予定の文化ホールなどが入る民間の複合ビル。ビルの一部を借りて遠隔授業が出来る設備を設置し、大学院メディアデザイン研究科やシステムデザイン・マネジメント研究科(共に仮称)の遠隔授業を想定。関西在住の慶応大OBらが企画スペースなどとして利用することも検討しているそうだ。
首都圏の大学が大阪の中心部に拠点を設けるのは初めてで、関西私大は強敵の出現に危機感を募らせているという。慶応万歳!!