トータル・ハイデフ・ディスク

9日、米国の映画大手ワーナー・ブラザースが、二つに分裂した次世代DVDの規格「ブルーレイディスク」と「HD DVD」の両方プレイヤーで再生出来る「トータル・ハイデフ(高品位)ディスク」(THD)の映画ソフトを今年後半に北米で発売すると発表した。時期は未定だが、日本など北米以外でも順次発売するとしている。
THDは、二つの規格「ブルーレイディスク」と「HD DVD」をはり付けて1枚のディスクにして、片面でブルーレイを再生し、もう片面でHD DVDを再生出来るようにした。ワーナーは、現在は両方の規格の映画ソフトを販売しているが、THD発売後は両規格のソフトを別々に売り出すのをやめるという。
価格的には高額になりそうだが両プレイヤーで再生出来るのならば断然こっちの方が良いでしょう。メーカーも二つの規格を別々に作るより一つにした方がコスト的にいいでしょうから。