性別検査でメダルを剥奪 ?!

15日に閉幕したドーハ・アジア大会の陸上女子800メートルで、銀メダルを獲得したインドの選手が性別検査で問題点を指摘され、メダルを剥奪されることが確実になったという。理由は性別検査の結果、「女性としての性的特徴を持っていない」為で、この問題はアジア・オリンピック評議会(OCA)の理事会へ報告された。同選手は性別の問題で就職を断られた過去があったとの報道もあり、今後はインド陸連がそうした事実を事前に把握していたかどうかが焦点となりそうだ。
同選手は、昨年のアジア室内陸上で800メートルに優勝して脚光を浴び、今年の南アジア大会でも1500メートルで金メダルを獲得するなど活躍が注目されていたという。同選手は一足早く帰国し、母親の体調が悪いとして南部チェンナイに向かったまま連絡が取れなくなっているそうだ。
それにしても「女性としての性的特徴を持っていない」ってことは、つまり同選手は”男”か”おかま”ってことになりますな。ドーピングなどでメダル剥奪ってことはまぁよくあることですが性別検査で剥奪って過去に聞いたことがない。オリンピックなどに出場する女性選手は『フェミニティ・コントロール』という性別検査が義務付けられている。理由は変装して女性競技に出場してメダルや好成績を収めようと企む男性選手の紛れ込みを防ぐ為で、主に選手の毛髪や唾液を採取し、染色体の様子から本当に女性であるか確認を行うという。1968年のメキシコ大会から実施され始めたそうだ。
然し疑問なのは昨年のアジア室内陸上大会や今年の南アジア大会の時は如何だったんでしょう?検査していないのか?まさかそんなことはないよねぇ。然しおかしな話だ・・・・。