映画『手紙』

映画『手紙』

今日、人気作家、東野圭吾氏の社会派小説を映画化した『手紙』を観てきた。犯罪加害者の家族の生き方を描いたもので難しいテーマを題材にしているが最後まで飽きることなく観ることが出来た作品だったと個人的に思うが色々と考えさせられた。
見所は色々とありますが、何と言ってもラスト5分のクライマックスシーンでしょう。原作に加えられた多くの変更の中でも、主人公の夢をミュージシャンからお笑い芸人にした点がここで大きく活かされていると思う。6年間に亘る手紙の往来の末に描かれているラストシーンでの玉山鉄二くんの演技には涙が止まりませんでした。思い出すだけでも涙が出る。亦、決して「悲しい」だけ「感動する」だけで涙が流れる映画じゃないところも素晴らしかったと思う。どちらかと言うと個人的には余り・・・・な出演者の山田孝之くんや沢尻エリカさんは勿論のこと杉浦、風間、吹越さんら、ベテラン役者たちもみな好演でした。是非色々な人に観て欲しい作品だと思う。
後、小田(小田和正)さんの『言葉にできない』が挿入歌になっているのが泣かせる。
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