「ゆずおだ」

先日、小田(小田和正)さんがKAT-TUNに楽曲を提供した話題が挙がったばかりだが今度は同じ横浜出身の人気ディオの「ゆず」とユニット「ゆずおだ」を結成し、11月29日にシングル「クリスマスの約束」を発売する。3人で共同制作した「クリスマスの約束」に加え、互いの楽曲を新たに「ゆずおだ」バージョンで再録音。夢のコラボで究極のクリスマス・ソングが誕生する。
夢のユニット誕生のきっかけは3年前。2組は小田さんが企画、構成、歌・演奏などに携わったTBSのクリスマス特番「クリスマスの約束」で共演。小田さんが新聞紙上で対談した同じ横浜出身のゆずをゲストに呼び、一夜限りの「ゆずおだ」が生まれた。番組では小田さんがお気に入りだったゆずのデビュー曲「夏色」の演奏は決まっていたが、リハーサル中に小田さんが「せっかくだから3人で曲を作ろう」と提案し番組タイトルでもある「クリスマスの約束」が誕生した。その後も食事に行くなど交流を深め、昨年12月には小田さんの武道館ライブにゆずが飛び入り。「クリスマスの約束」を披露した。
今回のオファーはゆず側からで、6月に小田さんに楽曲プロデュースを打診。7月には一歩進んだ形で「ゆずおだ」のユニット結成を提案すると、小田さんが快諾して実現した。1989年のオフコース解散以降、小田さんのユニット結成は初となる。
今週から始まる本格レコーディングを前に、ゆずは何度も小田さんの事務所に足を運び、一緒にプリプロと呼ばれる仮レコーディングに参加。互いに真剣に音楽作りに向き合い、新鮮な刺激を与え合っているという。
クリスマスの約束」はテレビで披露された曲から2コーラス増やし、アレンジを変更。美しいメロディーとハーモニーが印象的だという。CDは小田さんの「大好きな君に」(アルバム「そうかな」収録曲)とゆずのシングル「いつか」の「ゆずおだ」バージョンを加えた3曲入りで、11月29日から3カ月限定発売される。これは絶対買いだ。