祝『早実』初優勝

37年ぶりの引き分け再試合となった全国高校野球選手権大会勝戦は、早稲田実西東京)が4-3で駒大苫小牧南北海道)を降し、夏の大会初優勝を遂げた。今大会7試合目の先発となったエース斉藤投手が13三振を奪って完投。敗れた駒大苫小牧は常に先手を許す苦しい展開で、最終回に中沢選手の2ランで1点差にまで追い上げたが届かず、73年ぶり史上2校目の『夏3連覇』の偉業はならなかった。
仕事の為、テレビ観戦は出来ず、営業車のラジオで所々聴いていた。応援している早稲田実が1、2回に1点ずつ入れ、心に余裕を持って聴いていたが、正直、何時打たれるか冷や冷やした。特に9回の裏に2ランを打たれ1点差に迫られた時は如何なるかと思った。ゲームセツトの瞬間は目頭が熱くなった。
駒大苫小牧の『夏3連覇』の偉業達成はならず残念だったけど1915(大正4)年の第1回大会から出場している早稲田実が88回目にして掴んだ優勝なのだからこれで良かったと思う。
おめでとう!早実ナイン!
早実
正式名称は「早稲田大学系属早稲田実業学校」。1901(明治34)年創立。
甲子園出場
夏27回(優勝1回、準優勝2回)
春18回(優勝1回、準優勝1回)
通算勝利56勝43敗(夏-37勝26敗・春-19勝17敗)
主なOB 王貞治氏、荒木大輔氏etc