首都圏を襲った大停電

昨日、首都圏を襲った大停電は様々な面で脆さを浮き彫りにした感じ。
約140万世帯の停電を始め都内の道路では約1160機の信号機が消え、エレベーターの閉じ込めが1都2県で70件以上あったといい、東京臨海部を走る『ゆりかもめ』を始め地下鉄、一部の私鉄、JR線がストップして約12万人に影響が出たという。亦、一部の銀行でATMが止まり、千葉県浦安市東京ディズニーリゾートでは開園が約50分遅れ、アトラクションが一時中止になったそうだ。
原因は、東京都江戸川区と千葉県浦安市の間にある旧江戸川でクレーン船が送電線に接触し送電線3箇所と補助用の送電線を損傷した為で、千葉県の火力発電所から首都圏に電力を供給する27万5000ボルトの大動脈な送電線だったようだ。自分は直接、影響は受けなかったけど、エキストラに参加する数名はこの影響を受けていた。
然し、若しこれがテロに因るものだったら一体如何なっていただろうか?何箇所かの送電線を狙われたら確実に首都圏は麻痺するだろうから。そう考えたら結構恐いかも。
因みに昭和26年の東京電力設立以来、世帯数では1987(昭和62)年7月の猛暑に因る停電の約280万世帯に次ぎ2番目の規模だという。