定員割れ4割

自分が大学受験する時には考えられなかった話しだが、今年度初めて定員割れした私立大学が4割に達したという。過去最悪の事態で、短大も5年ぶりに定員割れが5割を超えたという。大学、短大への進学希望者数と総定員が等しくなる「大学全入時代」の到来を来春に控え、私立大学の経営が厳しさを増す実態を裏付ける形となった。
大学550校のうち、今年度の入学者が定員に満たなかったのは222校で、定員割れ率は40.4%に上った。542校中160校(29.5%)が定員割れした前年度から62校も増加している。定員割れ率は1989年度以来一桁で推移した後、1999年度に10%を突破。2000年度から30%前後をたどり、今年度初めて4割を超えた。亦、定員の5割にも満たない学校は前年度から3校増えて20校(3.6%)となり、短大では373校のうち193校が定員割れをしており定員割れ率は51.7%と前年度から約10%伸びている。
今春の大学志願者数は約295万人と3年連続で減少しており、志願倍率も6.7倍と3年連続で低下し過去最低を更新した。原因は少子化による競争激化で、時代に合った学部の新設で生き残りをかける大学が増える一方で不人気学部の廃止などスリム化が進んでいないと考えられる。
自分の大学受験時には考えられなかった話しだと言いましたが、将来こうなると予測していた予備校の先生が居ました。その時は結構新しく大学が出来ていた時でその先生は何れ経営難で大学が潰れる時が来るから今、大学作ってもあんまり意味がないって言ってたのを思い出した。そのうち金さえ払えば簡単に入れる時代が来るよとも言ってました。受験生にとってホントいい時代になったもんだ(笑)