再逮捕

秋田県藤里町の小学4年の女児が今年4月、水死体で発見された事件で、近くに住む小学1年の男児を殺害、遺棄したとして殺人罪に問われていた女児の母親を再逮捕した。未だ供述が二転三転してはっきりしたことは分からないが能代署は逮捕に踏み切った。
結局は母親の手に掛けられてしまった訳だ。然し幼い娘のAちゃんがホント不憫でならない。
警察の初動捜査の手抜きは情けないに尽きる。『たら・れば』は禁句だが、Aちゃんを事故に因る水死として処理した初動捜査の甘さは明白。母子が橋上にいた目撃証言もあっただけに残念である。
二転三転する容疑者の供述の中で、一貫して変わらなかったのは、娘の死について『事故死ではない』と言っていたこと。『人の手に掛かっている』とは、自分の手だった。従って事故死でないと確信出来た訳だ。近くに住む小学1年の男児が遺体となって発見された時に何となくAちゃんも同じ人物に殺害されたのではと思った人は多かったことだろう。
一人娘を『疎ましかった』とか『邪魔だった』とか自己中心も甚だしい。挙句の果てには、育児放棄も極みまで行ってしまった。何も娘と仲の良かった男児まで殺害することなかったろうに・・・。二人仲良くシャボン玉をしている映像を見るたびに切なくなる。