三度目の正直

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝が行なわれ、日本はやっと、3度目の正直で韓国に勝った。先発上原選手の好投と終盤の集中打で6−0と韓国に零封勝ちし、決勝進出を決めた。日本は今大会1次、2次ラウンドで、何れも1点差で韓国に敗れており、今大会3度目の対戦でようやく白星を挙げた。

テレビで観戦していたけど、大量6点リードでもゲームセットまで冷や冷やしたよ。だが、福留選手のホームランには、背筋がぞくぞくしたね。決勝ではドミニカ共和国に逆転勝ちをしたアマチュア最強のキューバと対戦するが、この勢いで世界一になって欲しい。
だが、宿敵韓国に快勝して決勝に行けて嬉しい反面、何かシックリこないんだよね。ココまで6戦全勝して来た韓国が3敗した日本より上でないのは何か可笑しい気がする。はっきり言えば準決勝の対戦ルールがそもそも可笑しい。
本来なら2次リーグ1位の韓国は、2組2位のキューバと対戦し、2次リーグ2組1位のドミニカ共和国は、1組2位の日本と対戦するクロストーナメント式が筋だったと思うんだよね。結局の所、アメリカを勝たせる為に仕組まれた対戦ルールだったからこんな結果になったのだろう。両準決勝とも2位のチームが勝って1位だったチームが負けているのだから不思議だ。
今回、韓国に勝つには勝ったけど、既に2敗した日本。これからは、韓国をなめてはいけない。今後、国際大会の際はアジアでは決して避けては通れない国なのだから。
まあ、取り敢えずその話しは置いといてキューバは強い。兎に角強い。余り硬くならず、結果を考えず楽しんで野球をして欲しい。