民主党の代役 ?

7日の参議院予算委員会質疑で、自民党片山虎之助参院幹事長が防衛施設庁の官製談合事件など、これまで野党側が追及してきた「4点セット」を全て取り上げ、政府の考えをただしたという。「送金指示メール」問題の影響で民主党の国会論戦の萎縮ぶりが指摘される中、参議院の独自性に拘る片山幹事長が民主党の代役に立った訳だが、痛烈な皮肉とも言える。
6日の同委で民主党は「4点セット」をほとんど取り上げなかった。この為、片山幹事長は「(民主党は)4点セットを参議院はやらないと言われるので」と切り出し、耐震データ偽造事件の公的支援について「何故、そもそもヒューザーの責任を徹底的に追及しないのか。何故、公金で救済するのか国民としては違和感がある」などと民主党ばりの質問を展開。北側一雄国土交通相は「刑事責任も追及すべき人間については追及する」と答弁した。
最も、ライブドア事件では証券取引等監視委員会の権限強化などを取り上げたようだが、メール問題には触れず、民主党への配慮も見せたという。
それにしても民主党は情けねぇ〜