トリノ五輪結果 その8

25日に行われたアルペンスキー男子回転では、1本目で3位につけていた皆川賢太郎選手(アルビレックス新潟)は、2本の合計タイム1分44秒18で4位となり、あと一歩のところでメダルに届かなかった。その差0.03秒長さにして38cmだったという。1本目17位の湯浅直樹選手(北海道東海大)は、持ち味の積極的な滑りを最後まで続けて2本目は3位、合計で7位まで順位を上げ入賞を果たした。1本目8位の佐々木明選手(ガーラ湯沢)は、スタート直後に旗門を跨いでしまい途中棄権に終わった。亦、生田康宏選手(東京美装)は、2本完走した選手の中では最下位の47位だった。尚、アルペンスキーでの入賞は猪谷千春・現国際オリンピック委員会副会長が同種目で銀メダルに輝いた1956年コルティナダンペッツォ五輪以来50年ぶりとなり、アルペン同一種目で初の複数入賞となった。