映画「県庁の星」

県庁の星

昨日の25日から公開された織田裕二さん、柴咲コウさん主演の映画『県庁の星』を地元のTOHOシネマズに観に行ってきた。なかなか面白かった。
先ずは『踊る大捜査線』でノンキャリアの熱血刑事を演じた織田裕二さんが、一転して県庁に勤めるエリート公務員を演じているところが結構見ものだと思う。
内容は上昇志向丸出しで『組織での出世が全て』だと何か勘違いしてきた県庁エリート公務員(織田裕二)が研修で派遣された3流スーパーで、年下の女性パート店員(柴咲コウ)と出会ったことにより、自らの心を改革していく。逆に『どうせ私には無理』だと何か諦めて日々を過ごす高校中退の女性パート店員が勤め先の3流スーパーに研修で派遣されてきた県庁エリート公務員と出会ったことにより、自らの心を改革していく。正反対の二人が互いに出会ったことによりそれぞれの人生に向き合うことで、そこから人生で本当に大切なものを学んでいく。そんな感じの物語です。リアリティさがあって良かったと思う。
http://kaikaku-movie.jp/
劇中の『前向きに検討しますは、何もしないと同じ』、『オレ達、書類作れてナンボ』などのセリフは、如何にもお役所らしいよね。
この映画を観て“痛い”というか苦々しく思っている公務員やスーパーの店員が結構沢山いるかも(笑)