W杯、決定 !!

来年2006(平成18)年ドイツで行われるサッカーのW杯の出場国全32カ国が決定した。本大会は来年6月9日、ミュンヘンで開幕、ドイツ12会場を舞台に、7月9日のベルリンでの決勝まで31日間に亘って開催される。一次リーグ組み合わせ抽選は12月9日(日本時間10日)ライプチヒで行われる。
全出場国32カ国のうち、ウクライナアンゴラコートジボワールトーゴ、ガーナ、トリニダート・トバコなど6カ国は初出場。豪州は32年ぶりの出場。アジアからは、我が日本に韓国、イラン、サウジアラビアと4カ国が出場する。後は開催国、ドイツをはじめ、前回優勝国、ブラジル、過去優勝経験のある、イングランド、イタリア、フランス、アルゼンチン他、15カ国が出場。
スペインやチェコプレーオフの末、何とか突破するなど強豪国が苦しんだ今回の予選。前回の2002年の日韓大会に出場した32カ国のうち、12カ国がドイツにたどり着けなかった。特に顔ぶれが、がらりと変わったのはアフリカ勢。前回フランスを破って旋風を巻き起こしたセネガルなど強豪国が軒並み切符を逃している。4大会連続出場を目指していたナイジェリアもその一つ。2010年大会を開催する南アフリカも涙を呑んでいる。亦、カメルーンも予選最終戦で勝てば出場が決まるという状況で引き分け敗退の憂き目に合い、欧州では前回3位のトルコ、ベスト16のデンマーク、昨年の欧州選手権王者のギリシャも揃って敗退。トルコに至っては、敗戦により、選手が乱闘劇を起こし、2010年のW杯出場剥奪も在りうる制裁が課される可能性がある。前回、日本が対戦したロシア、ベルギーも今回、切符を逃している。南米では過去2回優勝している古豪ウルグアイがオーストラリアとの大陸間プレーオフを戦い、惜しくもPK戦で敗退。この結果からみると異常に予選が激戦だったか物語っている。そんな中、我が日本は予選参加国のトップを切って、今年6月に3大会連続3度目となる本大会の出場を決めた。前回、ベスト16に入っているが果たして今回それ以上の結果が出せるか?
処で、中村俊輔選手が「弱い国とやって予選を突破して得ることもあるけど、強いところに負けて覚えることもある」と予選から強い国と戦いたいと熱望しているという発言に、自分も少なからず共感が出来る部分があるよね。勝ち進むことも確かに重要だと思うが、普段、戦えるような国でない国と戦うのも今後に向けていい財産になると思うしね。まぁ、どちらがいいのかと言われれば、ヤッパリ勝ち進んだ方がいいに決まってるから。絶対に突破出来る組に入って欲しい(笑)