競馬・第132回天皇賞(秋)

先日にも記したのですが、今日30日は、東京競馬場で天覧レースの第132回天皇賞・秋G1芝(2000m)が行われ、大方の予想に反して人気薄のへヴンリーロマンス(14番人気)が2分0秒1でG1初優勝を果たし、賞金1億3200万円を獲得した。単勝こそ7,580円と中穴馬券でしたが馬連馬単、3連複、3連単はそれぞれ万馬券となる高配当だった。1番人気、昨年の勝ち馬ゼンノロブロイは、2着だった。3着はダンスインザムード
レースは、大方の予想通りストーミーカフェが逃げ2番手にタップダンスシチーが付く形で、前半の1200メートルが1分14秒7というスローな流れの中、中団を追走。直線で内から伸び、ゴール前で先頭に立ったゼンノロブロイを頭差かわした。同レースで牝馬の優勝は1997(平成9)年のエアグルーヴ以来、8年ぶり。松永幹夫騎手、山本正司調教師はともに初勝利だった。
テレビで観戦していましたが、最後の直線で先に抜け出したダンスインザムードゼンノロブロイが交わした瞬間、昨年と同じ着順で藤沢厩舎のワンツーかと思ったのですが、ゴール直前で飛んで来た馬に吃驚!ゼッケン番号1番?ヘ、ヘヴンリーロマンス?!何じゃこりゃ(驚)はっきり言って開いた口が塞がりませんでした。まぁ、馬券を勝っていた訳でないので、それ以上のことは、何もなかったですけど。
それにしても勝った松永幹夫騎手は久しぶりのG1勝ちで良かったですね。2000(平成12)年、ファレノプシスで勝ったエリザベス女王杯以来5年ぶりとか。今まで勝ったG1は、全部牝馬限定のレースだったとかで、今回ようやく牝馬限定レース意外で勝った訳ですけど勝った馬は実は牝馬だったりして(笑)今度は牡馬で是非勝って貰いたいですね。でもテレビでも言っていましたが、今年の調教師試験一次に合格し更に来年の2次試験にも合格したら引退すると報道されているようで・・・。未だ引退するには早すぎると思いますが。せめて牡馬でG1を勝ってからでも良いのでは。まぁ、どうなるのか分かりませんが頑張ってほしい騎手の一人ですね。
サイン読みなどで馬券を購入していた人は、今回の結果を如何のように理由付けして言い訳するんでしょうね?
松永幹夫騎手】
1967(昭和42)年4月10日生。熊本県出身。
初騎乗: 1986(昭和61)年 3月 1日1回阪神3日 1Rインターアビリティ( 12着/13頭)
初勝利: 1986(昭和61)年 3月 23日2回阪神2日 7Rツルマイスワロー
勝利数:1,384勝 2005年 10月 24日 現在(本成績は中央競馬のみ対象)
重賞勝ち:53勝
<主なG1勝ち鞍>
・1991(平成3)年 オークス(牝馬優駿)  イソノルーブル
・1996(平成8)年 秋華賞  ファビラスラフィン
・1997(平成9)年 桜花賞  キョウエイマーチ
・2000(平成12)年 桜花賞   チアズグレイズ
・2000(平成12)年 エリザべス女王杯  ファレノプシス
・2005(平成17)年 天皇賞・秋 ヘヴンリーロマンス