今年は要注意 !!

最近、めっきり寒くなって来ましたね。そして日が暮れるのも早くなって来た10月中旬の今日この頃。流石に半袖姿の人は見掛けなくなりましたが(笑)
急に寒くなって来たのが原因なのか、自分の周囲では、風邪を引き始めた人が多く為って来ました。巷でも風邪が流行っているとのことで自分も気を付けないと。
そう言えば、先日の新聞でインフルエンザに関する注目すべき記事が掲載されていたのですが、今年のインフルエンザには特に注意が必要です。
記事に因ると、世界保健機関(WHO)は17日、ジュネーブでの講演で、人の間での新型インフルエンザ大流行が「起きる」と断言、発生源は「鳥インフルエンザの大発生が続く東南アジアの何処かに為る」との見解を示した。「時期は言えないが、新型ウィルスは何時出現してもおかしくない」と指摘、「毒性の強い鳥インフルエンザのH5N1型ウィルスが変異して、人から人に感染するように為る可能性が最も高いと考えられる」とも述べた。亦、世界各国が感染抑制プランを策定し、大流行発生に迅速に対応できる態勢を整えることが必要で、有効なワクチンを短期間に大量生産出来る方策を検討すべきだと訴えた。
既にルーマニア、トルコなど欧州内外では、新たな鳥インフルエンザが発見されおり事態が深刻化している。タイでは、鳥インフルエンザにより死者が出ている。最も厄介なのはベトナム鳥インフルエンザに特効薬と言われる抗インフルエンザ薬『タミフル』に耐性を持つウィルスが検出されたことで、事態は更に深刻化しているとのことだ。
日本では、世界的に警戒感が強まっている新型インフルエンザの出現に備え、厚生労働省が16日までに、大規模な集会や渡航の自粛勧告、専用ワクチンの優先的な生産など、発生時の対策を具体的に示す初の全国行動計画の策定に着手したそうだ。亦、発生状況を深刻度により数段階に分け、段階ごとに国が取るべき措置を規定する。近く取りまとめる方針で、都道府県は、これを基に各地の実状に合った計画を作るという。
流行したことがない新型インフルエンザウイルスには、大半の人が免疫を持たず、大流行に繋がり易い。新型に変異する恐れがある鳥インフルエンザH5N1型の患者発生がアジアで続き、新型出現の懸念は増大しているが、国内では発生時の対応の拠り所となる行動計画は無く、厚労省の検討小委員会が昨年8月に纏めた新型インフルエンザ対策報告書の状況別対応に検討を加え、世界保健機関(WHO)が今年5月に作った対策計画に沿って具体化する模様だ。
東京都の新興感染症対策会議は20日世界保健機関(WHO)が大流行を警戒している新型インフルエンザについて、都内で流行した場合、都民の3割に当たる378万5000人が感染、死者は1万4100人に達するとの被害予測を纏めた。
(大袈裟かも知れないが・・・)
対策会議は、1957(昭和32)年に世界的に大流行したアジア風邪の米国での死亡率を参考に推計。ピーク時は、国のデータを基に感染者の内、約29万人が入院すると予測。1万4100人の死者数は、過去5年間の都内のインフルエンザによる死者数の約33倍相当に当たるという。更に流行に備えて、抗インフルエンザウイルス薬の確保や、検査を含めた医療体制の整備、社会的不安の解消策を検討するよう指摘している。
然し、鳥インフルエンザを予防するワクチンは無く、特効薬と言われている『タミフル』などの薬の備蓄数にも問題があり果たして流行した時に足りるのか疑問も。
大袈裟かも知れませんが、注意することに越したことはありません。若い人でも、体力の低下で免疫力が落ちればインフルエンザに簡単に掛かります。最悪の場合死亡するケースもあり得る訳で、日頃からの予防が必要です。手洗い嗽は勿論のこと、睡眠も多く取り出来るだけ人混みを避けることです。大事にならないことを願うばかりです。本当に嫌な季節に為ったものです。