柔道北京五輪代表選考会明暗

北京五輪代表選考会を兼ねた柔道の全日本選抜体重別選手権が、福岡国際センターで行われ、女子48キロ級のシドニーアテネ五輪金メダリストの谷亮子トヨタ自動車)選手が決勝で敗れ準優勝に終わったが、5大会連続の五輪代表に選ばれた。
対称的に男子60キロ級で五輪4連覇を狙った野村忠宏ミキハウス)選手は前日、準決勝で敗れたことが響き、代表候補から漏れた。野村選手は北京を最後の舞台と考えており、このまま現役を引退することが濃厚となった。同階級は優勝した平岡拓晃了徳寺学園職)選手が選ばれた。
シドニー五輪100キロ級金メダルの井上康生綜合警備保障)選手は100キロ超級で優勝し、代表入りに望みを繋ぎ、今月29日に行われる全日本選手権北京五輪出場権獲得に挑む。だが、未だ未だ厳しい立場なのには変わりない。
野村選手には是非頑張って貰いたかったのだがこれも勝負事なので仕方がない。残念。