トークショー&上映イベント その2

今日、楽しみにしていたドラマ「ガンジス河でバタフライ」DVDディレクターズ・カット版発売記念トークショー&上映イベントにTOHOシネマズ六本木ヒルズまで行って来た。座席は朝一でチケットの引き換えに行った甲斐があり、前から3列目、然もほぼセンター席だった。
トークショーには”てるこ”を演じた主演の長澤まさみさんを始め、脚本を担当した宮藤官九郎氏、そして原作者のたかのてるこさんが出席した。今日のまさみさんは、黄緑色のワンピースにエメラルドグリーンのタイツといういでたちで登場。開口一番、ドラマが映画館のスクリーンで上映されるのは今までになかったことなので嬉しいと終始笑顔。笑いの絶えないトークショーだった。
トークショーで主に印象深かったことは以下の通りです。
・インドに行くと下(しも)の方で体を壊すと聞いていたまさみさん。然し彼女は緊張で行く前から体調が悪かったそうです。でもインドに行ってからは体調を崩すことはなかったとのこと。
・まさみさんは、インドでは(食べすぎると体を壊す性質なので)炭酸飲料とジュースばかり飲んでいたそうです。
・宮藤さんは、たかのさんの大学時を知っているので、(脚本で)たかのさんを長澤さんに変換するのが大変でしたと苦笑いをしてました。
・まさみさんは、インドでショッピングする時間が殆どなかったそうですが、たかのさん曰く「値切り上手」だそうです。
・まさみさん、ガンジス河で泳ぐことに抵抗はなかったそうですが、一日だけ泳ぐ予定が二日泳いだと語ってました。泳ぐ前は、(ガンジス河で泳ぐことに)ワクワクしたそうですが、近寄ってみると、船の油とか浮くなど凄く汚かったそうです。然し、泳いだ日にはきれいになっていましたと振り返っていました。
・劇中で、”てるこ”の母親役を演じていた竹下景子さんが時折腹話術をしていましたが、あれは演出でなく本当にたかのさんのお母さんが腹話術師だそうです。それを聞いた自分は吃驚しましたが、官藤さんも驚いたそうです。亦、劇中で”モリ”という名のインド人が出てきますが官藤さんがインドに取材に行った時、本当に居た名前だそうです。他にも”イモ”という名の人も居たそうで、それを脚本に生かしたとのことです。
・まさみさんは、これまで、”苦労”だったとか”疲れた”とか思ったことがなかったそうですが、この作品で、初めて”疲れた”と感じたそうです。けど楽しかったとも。普通の人が経験出来ないことをさせてもらえ、達成感や幸福感を得られたのは”東宝芸能”だったからと一寸?際どいことも言ってました。
最後に、発売日など詳しいことは未だ分かりませんがこの春、幻冬舎からまさみさんのフォトエッセイが発売されるそうです。楽しみですね。
トークショーはフォトセッションを含め4・50分くらいだったと思います。その後行われた上映会はディレクターズ・カット版なので放送されなかった部分が満載でした。