実は1% !

これも偽装と云うんでしょうね。
環境への配慮をうたって古紙を40%利用して作ることになっていた年賀はがきの一部で、実際には1〜5%しか古紙が含まれていなかったそうだ。問題となっているのは、昨年末に全国の郵便局で販売された「再生紙はがき」。はがき用の紙を納入した日本製紙が品質を向上させる為、勝手に古紙の配合率を下げたとみられる。
経済産業省によれば、「再生紙」と表記する場合、含有する古紙の割合について規定はないが、年賀はがきについては日本郵政側が印刷会社と、全体の40%を古紙とする契約を結んでいたという。然し、印刷会社に納入された紙のうち、日本製紙が納入した分が、パルプの割合が極端に高いことが分かり今回騒動になっている。
古紙にはちりなどが多く含まれ、紙のきめが粗くなるため、日本製紙は古紙配合率を下げたとみられる。
日本製紙は「詳細は答えられない」としているが、日本郵政は、「イメージダウンとなるので、明確な契約違反が確認できた場合、損害賠償請求も検討している」としている。