消えていくブルートレイン

今まで知らなかったのですが2009年春までに東京から西へ向かう路線から『ブルートレイン』の愛称で親しまれて来たJRの寝台列車が完全に姿を消すようだ。理由は利用客の減少で、全国的にも一部の豪華列車を除き将来的には廃止の方向にあるという。
2008年3月のダイヤ改定では、京都―熊本間を走る「なは」と京都―長崎を結ぶ「あかつき」、東京―大阪の「銀河」が消える。亦、大阪―青森の「日本海」と上野―札幌の「北斗星」が現行の1日2往復から1往復に減る。更に、2009年春のダイヤ改定では、東京―大分の「富士」と東京―熊本の「はやぶさ」が廃止予定。これが正式に決まれば、大阪以西を走るブルトレは皆無となる。
新幹線や飛行機、夜行バスに押され、「利用率が低い」のが廃止の最大の理由で、「車両が老朽化している」「夜間の要員確保が難しい」などの事情もあり、これも時代の流れか。
自分もここ数年、新幹線や夜行バスを利用することが多くなり寝台列車にはご無沙汰している。確かに夜行バスに比べれば料金は高いし、新幹線と比べれば時間は遅いし利用率が低くなるのは当たり前か。寂しい話しです。