イヤホンの悲劇

昨日、JR中央線東中野駅で、早稲田大大学院生の男性がホームで電車と接触し頭を強く打って死亡した事故があったが、如何やら死亡した男性は、イヤホンをしてラジオを聞いていた為に後方から進入してきた電車に気づかなかったようで、こんなことで命を落とすとは。
最近、イヤホンをしてI Podなどで音楽を聴いている人をよく見かけるが、見ていて結構ハラハラすることがあり、車を運転している時などは”ひやっ”とすることがある。特にイヤホンで両耳が塞がっている歩行者を後ろから追い越す時は、こちら(車の)の存在に気付かずぶつかって来るからたまりませんね。その度にクラクションを鳴らさなきゃならないのが嫌なんだよね。
電車の中のようにじっとしている場所では安全でも、歩きながらとか自転車に乗りながらイヤホンで音楽やラジオを聴くのは、人間が本来持っている自己防衛の手段を自ら停止しているようなものなのでとても危険。特に音量が大きければ大きいほどその危険度は高くなる。歩行中に音楽やラジオを聴くなとはいいませんが、もう少し考えて音楽やラジオを聴いて欲しいものです。