62回目の原爆忌(ナガサキ)

今日、長崎は62回目の原爆の日を迎えた。爆心地に近い平和公園では、市主催の長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が開かれ、被爆者、遺族等約5500人が参列した。
田上長崎市長久間章生前防衛相の原爆投下を巡る発言や閣僚らによる核保有論議の容認発言などを受け、「平和宣言」で「被爆国のわが国においてさえも、原爆投下への誤った認識や核兵器保有の可能性が語られる」と憂慮を表明。日本政府に対して、被爆国であることを自覚し、国際社会で核兵器廃絶に向けた強いリーダーシップを発揮するよう求めた。この日、出席した安倍晋三首相は「核廃絶に向けて努力したい」と宣言していたが・・・・
長崎県出身のくせに原爆投下は「しょうがない」と発言した久間章生前防衛相は、あんなことを言ったにも拘らず平和祈念式典に出席しようとしていたんだから何考えているんだか・・後になって誤解だと言い訳を言ったって誰が信用するかって云うの。恐らく今後も平和祈念式典が開かれる度に拒否されるだろうな。
個人的に当時の日本の指導者たちが余りにも愚かな連中だったばかりに原爆が落とされたと思っている。7月26日に出された最後通告(ポツダム宣言)を日本が無条件に飲んでいれば落とされる可能性はなかったと思う。