39歳の日本人大リーガー

米大リーグのピッツバーグ・パイレーツに昇格した桑田真澄投手が10日、当地でのニューヨーク・ヤンキースとの交流戦に3番手で初登板し、2回を投げて2失点だった。
6−8の5回からマウンドに上がり、7番打者から始まった5回は三者凡退に抑えた。6回も二死を取ったが、四球で走者を出した後に4番のロドリゲスに2点本塁打された。巨人時代一緒にプレーしたヤンキース松井秀喜外野手との大リーグ初対決は四球だった。
桑田投手は昨年オフ、21年間在籍した巨人を離れ、メジャー挑戦を決意。パイレーツとマイナー契約を結んだ。3月下旬のオープン戦で右足首をねんざし、開幕での大リーグ入りはならなかったが、今月9日にチームに合流していた。
今年39歳の桑田投手。大したもんですな。周囲からは「もう再起は無理なのではないか?」という悲観的な声もあったけど、持ち前の努力で逆境をはね除けてみせた。その不屈な闘志と云いますか精神には頭が下ります。野球に取り組む姿勢は誰にも負けない方ですから40歳を過ぎても現役を続けることは可能だと思う。クレメンスだってランディ・ジョンソンだって40歳を超えてもバリバリに現役だもんね。