64年ぶりダービー制覇

いや〜こりゃ参ったね!今日行われた第74回日本ダービー東京優駿)は、1996(平成8)年に参戦したビワハイジ以来となる四位洋文騎手騎乗の牝馬ウオッカが制覇。2着馬アサクサキングスに3馬身もつける内容の上、2分24秒5と好タイムでの圧勝だった。
父のジャングルポケットと同様、東京達者のフサイチホウオーが来ると信じて疑わず、ハナから牝馬は勝てる訳がないと切り捨てていた自分は、1番目にゴール板を駆け抜けたウオッカを見て只、呆然とするしかなかった。だけどVTRの映像を良く観るとフサイチは第4コーナーでウオッカとほぼ同じ位置にいたんだけどなぁ。参った。
3歳牝馬が3歳牡馬に3馬身もつけた上タイムが2分24秒5だったことに可也ショックを受けました。勿論タイムだけで実力を測ることは出来ないがこうなると今年の3歳牡馬のレベルは低いことになるのかも知れない。
尚、牝馬の優勝は、1943(昭和18)年のクリフジ以来64年ぶり史上3頭目となり、戦後及び21世紀では初めてとなる。タニノギムレットとの父仔制覇も決めたが(史上5頭目)父娘制覇となると史上初となる。てっきりジャングルポケットとの父仔制覇か思っていたんだけど・・・・
所でウオッカをケチョンケチョンに扱き下ろしていた伊藤雄二元調教師は暫く栗東トレセンを歩けないだろうな(笑)兎に角参りました orz

余談ですが昨年12月、1997年にサニーブライアンで制した大西直宏騎手が引退したことにより、美浦所属する現役ダービージョッキーが皆無となっている。美浦トレーニングセンター、またそれ以前の競馬場に厩舎が所属していた時代も含めて、関東圏に籍を置く現役ダービージョッキーが不在になるという事態は、日本近代競馬のクラシック路線の成立後、史上初の事態であるそうだ。