一部盗作

昔、よくテレビで聴いた韓国の歌手、趙容弼(チョー・ヨンピル)さんが歌い、日本でも渥美二郎さんが歌ってヒットした「釜山(プサン)港へ帰れ」(1972年)が、実は一部盗作だったとソウル西部地裁が認める判決を下したという。作詞・作曲をした作曲家、黄善雨(ファン・ソンウ)氏に対し3千万ウォン(約360万円)の賠償金支払いを命じたと報じた。
1971年にホテル火災で死亡した作曲家の親族が2004年6月、黄氏を相手取り、「著作権の侵害だ」などとして損害賠償を求めていた。この作曲家は1970年、「忠武(チュンム)港へ帰れ」という歌を発表しており、同地裁は21日の判決で、「釜山港へ帰れ」はこの歌を基にして作詞されたと認定した。その一方で、「独創的な部分もある」とし、賠償金は請求額よりも大幅に減額した。
「忠武港へ帰れ」は恋人との別れを歌っているのに対し、「釜山港へ帰れ」の韓国語版は兄弟の別離を題材にしているが、歌い出しの部分などは酷似しているという。
「忠武港へ帰れ」は聴いたことがないので、どんな感じの曲か分からないが『〜へ帰れ』と題名からしてパクっている感じは受けるけど。まぁ、どんな曲でも何かしら似ている部分はあると思うから如何なんでしょう。然し、「忠武港へ帰れ」も「釜山港へ帰れ」も、もう30年以上前に発売された曲なのに何で今頃そんな訴訟を起こすか?そちらの方が不思議に思うけど。一回「忠武港へ帰れ」を聴いて比較してみたい。でも、「釜山港へ帰れ」って懐かしいな。椿咲く、春なのに、あなたは、帰らない〜ってか(笑)