金メダル

トリノ冬季五輪14日目にして遂に日本に念願のメダルがもたらされた。然も金メダルだ。フィギスケート女子ショートプログラム(SP)で3位だった荒川静香選手(プリンスホテル)が、この日のフリーで難易度の高い技をこなし125.32点をマーク。先日のSPの得点と合わせ合計191.34点で首位のサーシャ・コーエン選手(米国)と2位のイリーナ・スルツカヤ選手(ロシア)を鮮やかに逆転し、アジアフィギア界史上初の金メダルを獲得した。日本の女子では1998年長野大会の里谷多英選手に次いで2人目の金メダリストになった。亦、この種目の日本選手のメダルは1992年アルベールビル大会銀の伊藤みどり選手以来2個目。
2位はサーシャ・コーエン選手、3位はイリーナ・スルツカヤ選手。村主章枝選手は4位でソルトレークシティー大会5位に続く入賞。18歳の安藤美姫選手(愛知・中京大中京高)は4回転ジャンプに失敗するなどミスが相次ぎ15位だった。
荒川選手、村主選手の演技は最高で感動的だった。残念ながら村主選手の点数が伸びずメダルには届かなかったが「自分の持てる力を出せるところまで頑張れた」と(若干の悔いがあるのかも知れないが)満足のいく演技が出来たのだから良かったと思う。安藤選手は果敢に4回転ジャンプに挑んだが転倒してしまい順位を下げてしまった。然し未だ若い(18歳)のだから次(バンクーバー五輪)に向けての糧にして欲しいですね。
年齢制限で出場出来なかった浅田真央ちゃんも含め4年後が楽しみだ。
兎に角、メダルが獲得出来て本当にヨカッタ。