女子フィギア史上初

今日行なわれたフィギュアスケートの世界選手権最終日は、女子のフリーが行われ、安藤美姫選手(トヨタ自動車)が前日のショートプログラム(SP)の2位から逆転し初優勝を果たした。日本女子の世界選手権優勝は1989年の伊藤みどり選手、1994年の佐藤有香選手、2004年の荒川静香選手以来、3大会ぶり史上4人目。
SP5位と出遅れた浅田真央選手(愛知・中京大中京高)もフリーで自己ベストを更新する133.13点を叩き出し、総合194.45点で2位となり銀メダルを獲得。1大会で同時に2人の選手がメダルを獲得したのは史上初。SP7位の中野友加里選手(早大)は昨年に続き5位だった。SP首位で昨年12月のグランプリファイナルを制した韓国の金妍児選手は、ジャンプでミスが出てしまい点数が伸びず3位に終わった。
期待されていた2006年トリノ五輪では15位と散々だった安藤選手。その後も故障などもあって苦しい日々が続いたことだったたろう。この金メダルでその苦労が報われて良かったよ。浅田選手のフリーの演技には感動したが、SPでの5位が最後まで響いた形になってしまったのが残念だったな。